原因・運動不足

適度な運動をすることは健康を維持する為に欠かせないのは常識といえますが、それでも運動不足になってしまう人は少なくありません。
「自由時間が確保できない」「運動が苦手」「トレーニングウェアや器具を準備できない」など色々な理由がありますが、運動不足が動脈硬化にどのような影響を与えるのかを紹介します。

運動不足による動脈硬化のリスク

人間は日常生活を送る中で、意識せずとも運動しているといえます。
しかし、日常生活での最低限の運動は、健康を維持する上で必要な運動量には及ばないのが現状です。

運動不足を解消することはどのような効果があり、運動不足が続くとどのような健康への影響があるのでしょうか。

適度な運動は健康を増進させる

運動を行うことは、身体の筋肉に刺激を与えて鍛える効果と食事で取り込んだカロリーを消費する効果が得られます。

筋肉を鍛えることは、運動能力の向上だけでなく足腰に負担の掛からない姿勢をしやすくする働きがあります。

身体が重心を保つ為には骨格の強さだけでなく筋肉の働きも重要になるからです。

カロリー消費量を増やすことは体脂肪を減少させ体重の減量に繋がります。

運動不足が続くと…

本来ならば意識して運動しなくても、日常生活の中で運動不足にならないだけの運動量を得ることが出来るものです。

しかし私たち現代人は、文明の発達によって頭脳労働や交通手段が発展した為に自分の身体を使う機会を損失しつつあるのです。

では運動不足の状態が続くことによって、健康はどのような影響を受けることになるのでしょうか。

肥満

運動不足が続くとカロリーの消費量が摂取量を下回り、消費できなかった糖分や脂肪分は体脂肪として身体に蓄えられていきます。

体脂肪の増加が続くことによって肥満を引き起こしてしまいます。
肥満状態になると、運動することが億劫に感じるようになるため肥満の解消が難しいものになってしまうのです。

肥満は高血圧の原因となり動脈硬化の発病リスクを上昇させてしまう性質も持っているのです。

糖尿病

肥満になるとインシュリンの働きを弱める物質の分泌が促進され、生活習慣病の一つである糖尿病になりやすくなってしまいます。

肥満から糖尿病を患う場合、食生活などの生活習慣が大きく影響を及ぼしています。
特に甘いものなどからの糖分の摂取量が多く運動不足になりがちな人ほど糖尿病の発病リスクは高いものとなります。

肥満からの糖尿病は、高脂血症や高血圧も相まって動脈硬化の発病リスクを爆発的に増大させます。
また、糖尿病は進行すると手足などの末梢組織の切断や失明といった生活面に影響を及ぼす症状を引き起こす性質があるため、注意しなければならない病気の最有力候補でもあるのです。

メタボリックシンドローム

肥満になることで最も懸念しなければならないのがメタボリックシンドロームです。

メタボリックシンドロームは、肥満と高血圧・高血糖・高脂血症の三つの疾患のうち二つを同時に患っている状態で、動脈硬化や脳血管障害・心筋梗塞などの発病リスクが急上昇するという性質を持っています。

肥満だけならばまだメタボリックシンドロームではないといえますが、メタボリックシンドロームになるのも時間の問題ともいえます。

適度な運動を心がけ、メタボリックシンドロームを遠ざけるようにすることは健康面にとって非常に重要なことなのです。

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